

マウスピース矯正の特徴
目立たない・取り外し可能
従来のワイヤー矯正に比べ、取り外しが可能で装置が透明で目立ちにくいため、周りの目を気にせず治療を進めることができます。
Point
1
通院回数が少なくなる
ワイヤー矯正の場合、調整が必要なため毎月の来院が必要ですが、マウスピース矯正の場合は、治療の経過に問題がなければ2~3ヵ月ごとの来院で良いため、仕事や学業で忙しい方でも治療をすすめることが可能です。
Point
2
歯磨きがしやすい
取り外しが可能なため、普段通りに歯磨きができ、歯を清潔に保つことができます。
Point
3
金属アレルギーの方でも安心
マウスピースは金属を含まないため、金属アレルギーがある方でも安心して矯正治療を行うことができます。
Point
4
ホワイトニングが可能
矯正治療中でも歯に装置が付かないため、ホワイトニングが可能です。
※歯並びの状態に応じて装置が必要になる場合もあります。
Point
5
マウスピース矯正の注意点
・適応できない症例がある
診断の結果、マウスピース矯正に適さない場合もあります。
・1日20時間以上の装着が必要
・マウスピース交換から2~3日間、歯の動く痛みが出る
・マウスピース矯正は薬機法適応外
マウスピース矯正には種類があり、当院で一部使用しているマウスピース型矯正装置(インビザライン)の完成物
は薬機法未承認のため、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
矯正治療における注意事項
矯正治療には以下の一般的なリスク・副作用があることをご理解下さい。
当院ではリスク・副作用について治療開始前の説明、可能な限りの配慮を行い、治療をすすめるよう心がけております。
- 違和感・痛み : 治療初期の装置による違和感や歯の移動に伴い、痛みが出ることがあります。
- 治療期間の延長 : 歯の動きには個人差があります。そのため、歯の動きによって治療期間が延長することがあります。又、矯正装置・顎間ゴムの使用状況、通院状況も治療期間に影響するため、患者様のご協力が重要になります。
- 虫歯・歯周病リスク : 固定式(取り外しできない)の装置の場合、歯ブラシが届きにくく、虫歯・歯周病のリスクが高くなります。歯ブラシや定期的なメンテナンスを受けることが重要です。
- 歯肉退縮・歯根吸収 : 歯の移動に伴い、歯根の先が吸収により短くなる、歯と歯の間の歯茎が下がることがあります。
- 骨癒着・歯の神経症状 : まれに骨と歯が癒着により歯が動かない、歯の移動により歯の神経症状(知覚過敏・失活)がでることがあります。
- アレルギー症状 : 治療の種類によって、金属やゴムを使用するため、体質によりアレルギーがでることがあります。
- 顎関節症状 : 矯正治療により咬み合わせが変わることでまれに顎関節に症状(音がなる、痛みが出る等)が出ることがあります。
- 歯の後戻り : 動かした歯は、多少、元の位置に戻ろうとする力があります。治療後は一定期間、保定(後戻り防止)を行いますが、保定後も経年的に多少の後戻りが生じる可能性があります。
- 治療計画の変更 : 指示通りに装置が使用できていない、成長による変化、状況判断によって計画を変更した方が良いと判断した場合は治療計画を変更させて頂くことがあります。